
■SAQ概論 [必修]
1単位
- SAQトレーニングが、単なる新しい方法論ではなく、人間の発達にそって基礎的な体力を理解し、また、自然や遊びがとても重要で、それらが消えた現代に必要な運動処方を実践すること、楽しませることを順序立てて話をします。

■プリパレーションタイム(旧ウォームアップ) [必修]
2単位
- 単なるストレッチング(静的柔軟性)や体操によって柔軟性を求めても、動きを複雑に、しかもよりダイナミックに行うスポーツでは、動きの中の柔軟性まで準備することは難しいものです。特に股関節の運動処方が豊富で、肩甲骨や骨盤の可動をよくする最高のウォーミングアップ方法を丁寧にお伝えします。旧東ドイツ以来、世界でも多くのコーチ、アスリートが多用しています。

■スピードトレーニング(S : 最高速度) [必修]
2単位
- 最高速度で走る能力のスピードは、あらゆるスポーツ選手と指導者がいちばん欲しい能力のひとつです。レベル1では、スピードの構成で最も重要なランニングテクニックをじっくりと指導し、受講者は動く立場と指導する(観察する)立場の両面を学習することができます。
ちなみに、スピード構成局面の、スタート・反応、加速、スピード持続、などはレベル2のセミナーで更に磨きをかけ、速い選手作りが誰でも出来る動き方や指導法が学べます。

■アジリティ(A : 敏捷性) [必修]
2単位
- アジリティ能力は、基礎体力の要因です。抽象的でわかりにくいアジリティ(敏捷性)を、わかりやすく、どのようにしたら能力が高くなるのかを、実際に理解と動きで示します。方向転換のポイントやバランスがなぜ激しいスポーツに必要か、よくわかります。もちろんあらゆる指導者が理解をしてほしいのですが、特にジュニア指導をしている、球技スポーツ指導をしている、高齢者指導をしている、そんな方には絶対にお受けください。
レベル2においては、アジリティトレーニングのだいご味である、全方向性(マルチディレクション)のトレーニング処方を徹底し、本当のアジリティがよくわかるでしょう。

■クイックネス(Q : すばやさ) [必修]
2単位
- ラダーをわけもわからず、ただやっている人、チームはありませんか? 瞬時に自由に足を動かす、これができなければ運動神経を語ることはできません。ゲームで指先だけ反応しても、スポーツの世界ではフットワークがより大切です。なぜ、神経系といわれる神経−筋系回路をトレーニングしたり、経験させるのかを、しっかりとお伝えします。ラダートレーニングは、どうすれば良くなるのか、が必ずわかります。

■下肢のプライオメトリクス [必修]
2単位
- パワーはスピード×力で、単なる力自慢ではありません。スピードやパワーは単なる筋肉の運動だけでは不十分です。また、正しいトレーニング処方を理解しなければ、ヤケドをします。バネをつける、という言葉に代表されるような、瞬発性をアンクルジャンプやニージャンプの様々な方法で学びます。低負荷の優しいジャンプから、衝撃を利用する高負荷まで紹介します。レベル2では、力の効率化による動作を生かした動作改善(スピードの伝達)やメディシンボールを利用したパワー伝達の方法など、指導者にとって素晴らしく楽しく奥の深い世界へ突入します。

■体幹のトレーニング 2単位
- 皆さんはどのような体幹部のトレーニングを実行していますか? あるいは、体幹部は本当に必要があるのでしょうか?
動的柔軟性で準備がなされたことと、安定した体幹部を構成していくことがより良いカラダを築き上げていきます。雑多な体幹部のトレーニング方法を目的別に実施していきます。

■総合演習 2単位
- それぞれのトレーニング方法の応用編を実践の中で学びます。

■チューブトレーニング 2単位

■体力測定法 2単位
- テストの必要性や目的を理解し、評価方法や実施上の注意について学びます。